手塚治虫に、萩尾望都に、絶賛された漫画家・岡田史子をご存知でしょうか?純度の高い宝石のようなまぼろしの作品群が、新しいスタイルで甦りました。岡田史子の漫画表現は1960年代半ば、既にここまで到達していたのです。大反響を呼び起こした「ガラス玉」につづく第2巻。未発表作品、未公開スケッチ、1970年発表の著者インタビュー、100%ORANGEによる序文「岡田史子を初めて読んで」、「人に歴史あり(2)」、音楽家・青島広志氏(本書監修者)による解説つき。