一度絶滅の危機に追いやられた植物を甦らせるためには、どんなにさまざまな問題が関係してくるのか、どんなに大きな時間や労力を必要とするのか、そういう問題を、ムニンノボタンによる実際の試行を通じて紹介することを目的にして本書を執筆した。