国宝的な歴史資料。昭和天皇の弟宮が二十七年間にわたって書きつがれた親王日記。大正十年〜昭和七年。16歳、海軍兵学校予科生徒として江田島での日々の記録に始まり、関東大震災、軍艦乗組、遠洋航海と、多感な青春の姿を克明に記す。