昭和天皇の弟宮が二十七年間にわたって書きつがれた親王日記。昭和二十年〜二十二年。8月15日、戦争終結詔書の放送は御殿場の秩父宮別邸にて聞く。さらに戦後混乱の日々を綴り、27年間の日記は22年11月5日を以て終る。