指定管理者制度の下で急速に変貌する博物館の運営・経営の実状について、全国の博物館の実地調査を行い、詳細に分析。衰退・消滅が囁かれる地方市町村の、地域創生の鍵を博物館との連携に見出し、双方がともに「進化」する方向性を指し示す。
金山喜昭(かなやま よしあき) 1954年東京都生。法政大学キャリアデザイン学部教授、NPO法人野田文化広場事務局長・理事、博士(歴史学)。 1984年4月に野田市郷土博物館学芸員、同館館長補佐を経て、2002年4月から法政大学文学部、翌年にキャリアデザイン学部へ。2008年4月から翌年3月まで、ロンドン大学UCL(英国)客員研修員。現在、新潟市の文化施設のあり方アドバイザーなど、各地の文化施設の運営にも協力する。