1945年のクリスマス・イブの夜、原子野となった長崎の街に、瓦礫の中から掘り出された浦上天主堂のアンジェラスの鐘が鳴りわたる──。平和の喜びを伝える感動の実話を永井隆とその娘かやのの目線で描く。忘れてはいけない大切なことを忘れかけている今の時代、大人にも子どもにも読んでほしい絵本です。