長年会社勤めをしていた著者が、定年を迎えると同時に、その後の生き方(自分の座標軸)探しに、四国八十八ヶ所巡礼を思い立つ。自分の足だけを頼りに、約四十日間にわたったお遍路の旅は、果たして彼に、何かを与えてくれたのだろうか?現在、ミスター霧島の肩書を持ち、霧島市の為に活躍されている著者の巡礼旅日記は、お遍路の旅を満喫させること間違いなし。