「ホームホスピス」が小さなムーブメントになって広がってきた。「認知症」という言葉でくくられる「いのち」を、暮らしの中に迎え入れ、残照のときを慈しみ、ともに歩む人がいる「家」-。人と人のつながりを最後まで手放さない心が未来を変えられるのであれば、その試みの一つは、今、ここにはじまっている。