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  • Authorアルボムッレ・スマナサーラ/著
  • Publisherサンガ
  • ISBN9784901679664
  • Publish Date2008年3月

まさか老病死に勝つ方法があったとは

プロローグ 3 老いと病と死への怖れ 3 時代の進歩がかえって人を苦しめる 5 医学的知識だけが万能か 7 病気と心、心と体のメカニズム 8 老病死に勝つ方法 9

第1章 健康になりたいですか? 1健康、それは・・・・・ 28 逃れられない老いと病 28 人間存在の真実を素直に認めるということ 28 自然法則に逆らう愚 29 悔しさ、屈辱感、苦しさから逃れるには 31 世俗的な幸福は一瞬 33 無量な幸福 34 健康は何のために? 36 健康になるだけでは・・・・・ 36 健康を願うことのバカらしさ 37

2病気という現象を捉え直す 40 自然の流れとしての老いは病気ではない 40 異常現象としての病 42 人は自ら病気を招く——自ら招いた病気は治せる 44

第2章 病気と心、心と体 1老いを生きる 48 過去に戻ることは残酷 48 今に生き、未来を目指す 50 今を生きるからこそ子どもは明るい 50 過去ではなく、今と未来を見る 51 変化を受け容れ、今を生きる 52 今の自分の立場を楽しむ 52 若い人への説教は役に立たない 54 寝たきりになったとしても 55 大切な心のエネルギー 56 老いこそ真理を学ぶチャンス 56

2病気と付き合う 59 「病気」は治せる確立が高い 59 お釈迦さまの健康法 60 落ち着いて体にいいものを適度に食べる 60 体に合った食事は瞑想のための準備 62 自分の体に合った環境を考える 64 適度に運動をする 65 常に明るい心を持つ 66 衛生的な生活 66 自分の健康は自分で管理 67 それでも病気になったとき 69 医者の仕事と宗教の仕事 69 心の問題を扱う仏教 71

3心と体の密接な関係 73 心が与える体への影響 73 物質的なエネルギーと精神的なエネルギー 74 心の汚れと病気 76 心の毒が体を壊す 76 心を汚す高慢という毒 77 心の変化が体を変える 78

4心を清らかにする慈悲の瞑想 79 言葉の持つエネルギー 79 慈悲の言葉が慈悲の心を生む 80 慈悲の心を言葉に残す 82 ヴィパッサナー瞑想と七覚支、宝経、慈悲経 83 瞑想が治癒へもつながる 83 心のエネルギーを生む真理の言葉 84

第3章 すべて人生というものは・・・・・ 1自分の心が病気をつくる 90 注意が必要な病気と健康の話 90 心が体に現れる 92 占いがそこそこ当たるわけ 92 心の状態は顔に出る 93 健康な心こそが大切 94 病気をつくるのも自分の心 95 病気になるのはなんのせい? 95 自分を追い込むストレス 95 マイナスの自己暗示 97 体の病より心の病 99

2「人生はすべて・・・・・」仏教的な人生観 101 どうしてストレスから抜け出せないのか 101 人間は不完全 102 人生は苦しい 106 人生は虚しい 108 現世が駄目なら死後も駄目 108

3究極の幸福 112 完璧な健康の矛盾 112 時空の流れを超える 114 変化のエネルギー 114 時空の流れを止めたその先にあるもの 117 苦しみにを真に消す道 119 一切の執着・欲望を超えて——悟るということ 121 深い真理に裏打ちされた「明るく生きる」 122

4真理に近づくために 124 自分の不浄を見つめる 124 肉体の醜さを見つめる 126 瞑想こそ真理への道 128

第4章 心を清らかにして、明るく慈しみの深い心を 1慈悲の心と徳を積むこと 134 遺伝的な病気との付き合い 134 細菌やウィルスを嫌わない 137 悪いカルマによる病気への考え方 141 カルマは誰にもわからない 141 善い行いで徳を積む 143 悪いカルマと善いカルマ 146

2きれいな心 148 病人の苦しみを和らげる 148 看護の人に感謝の気持ちを 150 エゴを捨てる 151 わがままな心を慈悲の心に 152 環境のせいもわがまま、傲慢 154 気をつけたい家族へのわがまま 156

3瞑想、肉体と自己を客観視する 159 「自分の体」という執着 159 「自分」と「自分の体」を切り離す 159 妄想概念を捨てる 160 症状を実感に基づいて客観的に観る 162 体への執着を弱める 164 呼吸を感じ、心を落ち着かせる 165 本当の醜い自分と向き合う 166

4瞑想で病気を治すとは 169 病気のさまざまな原因 169 心をきれいにすれば、体もきれいになる 171

第5章 死を見つめ、生を生きる 1人は死をどう捉えてきたか 174 死を考えることは生きること 174 古来人は死をどう捉えてきたか 175 人間の死は嫌なもの 175 嫌なのは知っている人だから 176 現代はもっと残酷な時代 177 大量殺人兵器に血道を上げる現代人 177 身内の死でさえご都合次第 179 老人大国時代の本音 181

2「自分だけでは死なない」という観念——わがまま 184 「死にたくない」から「死なない」へ 184 自分が死ぬのは嫌 184 生きたいと思うエネルギーの本質 185 「嫌だから認めない」わがままな人間がつくる社会 186 死にたくないという願望に取り入る人々——エセ宗教 188 仏教は死を受け容れる 189

3 必ず死ぬという現実を直視する 191 新しい世界観、人生観 191 真剣に生きる希望 192

4生への執着をふりほどく「死の瞑想法」 195 「死の瞑想法」で明るく健やかに 195 ただ死を念じても駄目 195 死を論理的に捉える 197 暗い気持ちになったら失敗 198 心の中に芽生える生き方 199 子ども時代に刻印される「嫌」という感情 199 理性的で柔軟な思考 201 「死の瞑想法」は意識革命 202 サッラスッタが描く生と死の実相 204 人の命は脆くてはかない 204 サッラスッタにみる「死の哲学」 206 死への恐怖の源 208

5死を冷静に容体化する「死の瞑想法」実践 210 実践の場 210 死の観察はどこでもできる 210 「ヤター エータン タター イダン」 211 葬儀こそチャンス 212 「死の瞑想法」で生まれる変化 214 無の世界がいっぺんに生まれる 214 他人の死が自分の死に置き換わる 216 死の準備は早いうちから 217 嫌なことでも真実は隠さずに 217 若い時こそ死を考えるべき 219 亡くなるときは赤子のように 220

第6章 死を迎え入れるために 1安らかな気持ち、清らかな心 224 太陽が沈み、また昇るように 224 普段どおりに当たり前に 225 心の落ち着き 225 死を目前にした人のお世話 226 死にゆく人の執着 230 事実をありのままに 230 財産はあの世に持っていけない 232 痛みは体への執着 234 痛みに苦しむ人 234 痛みの観察、痛みの瞑想 235 体はもともと自分のものではない 236 執着こそ最大の不幸 237

2死の瞬間と死後の世界 239 現実を認めて死の準備をする 239 肉体の苦しみは死の瞬間に解放される 239 死を受け容れるための準備 241 「永遠の命」はまやかし 243 死後への心配事 244 正しい生き方をすれば 244 死の瞬間の心が大事 245 生まれ変わり 246 前世のことは覚えていないし、来世のことは知りようもない 246 輪廻は悲しい? 250 欲や未練で餓鬼道に堕ちる 251 いつ死んでも悔いのない人生を 253

付録 Sallasutta 箭経 255 死を学んで生きる 286 人生というゲームをクリアする 287 ゴールは涅槃 288

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