• Author五味康祐
  • Publisher徳間書店
  • ISBN9784195985229
  • Publish Date1988年5月

不知火隼人武辺帖 下

剣術試合に名を借りて、次々と剣客を抹殺する隼人。さる大名の二男坊で、わけあって浪人をしている、とは相棒の古川桂庵も承知しているが、その真意は知らない。今では武術家同士を闘わせるよりも、隼人みずから剣をとることが多くなり、ついに樋口又右衛門との決戦を前に、死を覚悟した隼人は桂庵に胸底を見せた…。田沼意次・意知父子と老中・松平輝高の陰謀が錯綜する長篇時代小説完結篇。

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