• Author五味康祐
  • Publisher徳間書店
  • ISBN9784195985212
  • Publish Date1988年5月

不知火隼人武辺帖 上

武芸百般に通じ、不知火流を自称する浪人・不知火隼人と元お数寄屋坊主、今は女を周旋する桂庵稼業の古川桂庵-この二人が組み、田沼意次の子・意知の内命を受けて次々と剣術試合を催していった。諸藩の名だたる武術家同士を闘わせ、あるいは隼人みずからが立ち会い、田沼側に邪魔となる剣士を抹殺しようというのだ。だが隼人の真意は、単に田沼父子に加担したものではなかった…。長篇時代小説。

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