村上春樹と吉本ばなな-「おたく」だけがあっさりと汎世界性を手にした皮肉 「ぼく」と国家とねじまき鳥の呪い ノンフィクションと非「暴力」-村上春樹『アンダーグラウンド』を読む 村上春樹にとっての「日本」と「日本語」 村上春樹はなぜ「謎本」を誘発するのか 庄司薫はデレク・ハートフィールドなのか 村上春樹と村上龍の「私」語りをめぐって サブカルチャーである、ということ 神戸震災文学論 「文学」である大江健三郎と「サブカルチャー」である村上春樹の間に線引きし、小説家はどこで人殺しをするべきなのかを考える。