大正15年に東京・神田に生まれ、裕福な家庭に育った著者は、太平洋戦争下でOL生活を体験し、疎開先で生涯の師と出会う。29歳で結婚するも、のちに離婚…。激動の昭和史を生き抜いた一人の女の子が、職業を手にし、女性として自立するまでを綴った自伝。