米芾(べいふつ)、呉昌碩(ごしょうせき)ら個性派書家が続々登場!書の黄金時代!!
時代は五代・宋から中華民国へ。個性と才能が百花繚乱し、「書」はいよいよクライマックスを迎える。名作手本を多数掲載!!
蘇軾(そしょく)、黄庭堅(こうていけん)、趙孟頫(ちょうもうふ)、文徴明(ぶんちょうめい)、董其昌(とうきしょう)、八大山人(はちだいさんじん)
殷から唐までの書の歴史は、書体と表現に対する概念が形成しては転換を繰り返す、大河のごとき潮流であった。五代・宋以降の書の歴史は、個人各家のそれぞれが、自己の書法を樹立していく、芸術思潮の展開となるのである。