とにかく驚いた。 肉体的なリアリティーに対する挑戦として言葉の裏をめくり、異空間に繋がる独自の世界を探りつづける。 東 直子
自選短歌五首 さかみちを全速力でかけおりてうちについたら幕府をひらく
おもうからあるのだそこにわたくしはいないいないばあこれが顔だよ
われわれわれは(なんにんいるんだ)頭よく生きたいのだがふくらんじゃった
玉川上水いつまでながれているんだよ人のからだをかってにつかって
外堀をうめてわたしは内堀となってあそこに馬をあるかす