情報の洪水にいかに流されない視点を持つか――今回小林よしのり氏は「情報」でなく自らの「感情」を頼りに国内外の様々なニュース・事件を斬っていきます。自分の感覚を頼りに情報に流されることなく「傲慢」をかます。「ゴーマニズム宣言」の原点とも言えるこのメッセージが全編をとおして訴えられていく、そんな一冊です。邦人人質、橋田信介氏殺害、捕虜虐待……イラク情勢と自分はどう繋がっているのか?北朝鮮外交、日米同盟、中台問題……小泉「亡国」外向は日本人のどんな心根の反映か?長崎女児同級生殺人事件は日本社会の何を象徴しているのか?「イラク」「アメリカ」問題にこだわらず全方位的な評論がなされておりゴー宣言の醍醐味を濃縮した内容となっております。「笑い」と「武士道」についての異色対談ほか特別企画も満載です。