イタリア料理に魅了された筆者が、念願叶って現地イタリアのレストランに滞在しながら料理修業をすることに。何でも見て聞いてその土地に溶け込もうとする貪欲な吸収力で、料理修業という目的を果たそうと全力で励んでいる一生懸命な日々の様子が丁寧に綴られている。本文中には、料理レシピや特産品の豆知識的なコラムページもあり、エッセイと紀行と料理本の魅力を兼ね備えた一冊。