本書は、松永貞徳、およびその門流の学芸について、彼らの著した学書や注釈書を検討することで、その学芸史上における意義について、考察を加えたものである。松永貞徳の学芸、その門流の学芸、さらに歌論と実作との関係を論じた三章に分けて構成。