食べ物を語らせたらとまらない食通三巨頭による爆笑鼎談。「懐かしい味」から「怪しい料理」まで、それぞれの食べ物の思い出は、様々な色、匂い、形、咀嚼する音でいっぱい。そんな愉快な三重奏から、時代の様子や文化の不思議がみえてくるから面白い。中公文庫版特別付録として巻末に在留邦人作家による「世界のうまいもの・まずいもの」を掲載。