まず自分で調理-粉まみれになって理想のケーキを追究し、ポテトを揚げる。本場の味を知るべく世界中を飛び回り、材料を徹底吟味。水、ケチャップ、電子レンジ料理まで試し、京都で懐石料理に舌鼓をうち、自らウェイターの学校に通う。強靭な胃袋と飽くなき好奇心を武器に「食」にとことんこだわった、丸ごと美味しいエッセイ。