日本アニメの実態を事実から解き明かす、入門にして必読の教科書!
2016年に2兆円を突破したアニメ産業。右肩上がりが続きアニメが世に浸透する一方で、「製作委員会がアニメスタジオを搾取している」「アニメーターは不当な低賃金で働かされている」といったブラックな噂も囁かれている。「アニメ業界ブラック説」は真実なのか? 本書はアニメビジネスにおけるお金の流れ、諸悪の根源と叫ばれる「製作委員会」の成立背景、アニメーターの労働環境を実際のデータから丹念に読み解くことで、アニメ産業・アニメ業界の実像に迫ります。さらにアニメの作られ方、アニメに携わる仕事とその就職ルートをご紹介する、日本アニメの現在をトータルに見通すための一冊です。
*本書の構成
Q1 アニメビジネスは成長しているのか?
Q2 「アニメ」は成長し続けるのか?
Q3 アニメはどのように作られるのか?
Q4 製作委員会は悪なのか?
Q5 アニメーターは低賃金なのか?
Q6 アニメに携わる仕事とは?