アジャイル開発は、めまぐるしく変化する仕様要求にさらされながらも、迅速にソフトウェアを開発する能力を与えてくれる。こうしたアジャイル性(俊敏性)を達成するためには、規律とフィードバックを与えてくれるプラクティス(実践法)が必要だ。また、柔軟性と保守性を兼ね備えた設計を実現するための基本原則や、そうした原則をバランスよく利用するためのデザインパターンを理解している必要がある。本書は、この3つのコンセプト(原則・デザインパターン・プラクティス)をすべて縫い合わせ、1つにまとめようという試みである。Software Development誌Jolt Award受賞。