通常の学級の特別支援教育と言っても、その取り組みの視点は幅広いものです。そこで本書では、授業の工夫、子どもとの関係、そして「場を変えた」個別の指導支援という視点を示し、先生方の幅広いアイデア・取り組みをご紹介いただきました。「全員に分かりやすくなるような工夫をしてみよう。」「学びにくさを有するあの子どもをイメージした工夫を考えよう。」本書に紡がれたそれぞれの先生方の原稿には、様々な「物語」があります。