「メイヤスーの哲学は、ポスト構造主義から引き継がれたテーマ、キーワードを、人間的意味を徹底的に無化する方向へとラディカライズしている」(序文:千葉雅也)。 来たるべき神と全人類の復活を謳う表題作から、議論を呼んだマラルメ論まで。『有限性の後で』では表れなかった、メイヤスー哲学のもう一つの相貌。