西軍有利と思われた大いくさだったが、毛利の膠着、小早川の裏切りによって形成は一変。三成ら西軍は窮地に追い込まれてしまう。未だかつてない苦境に立った三成、“義”の漢が下した、決断は…。己の“義”を貫いた漢、石田三成。壮絶なる最期の姿――。“関ケ原”の大いくさクライマックスの第⑬巻!!