本書の大部分の章がそれぞれ、サービス運営、自己点検・評価、人材育成、図書館協力、ネットワーク情報資源の書誌コントロール、図書館目録、エレクトロニック・ドキュメント・デリバリー、ディジタル図書館などの具体的な問題を論ずる形となっている。そうした個別の問題の検討を通じて、学術情報のための社会システムとしての大学図書館を全体的に把握し、また経営的な面からその活動のあり方を論じる。