CPAO(しーぱお、大阪子どもの貧困アクショングループ)のことがついに本になった。子どもたちの「まずは、ごはん! 」から育ちをサポートしたいと始めた活動は5年が経過し、現在、ムーブメントとも言える「子ども食堂」は全国で2000を超えるまでになった。子どもが気軽に行ける場所や、子どもをあたたかく見守ってくれる人が増えることを願い、その牽引車的役割を担ってきたCPAOの試行錯誤は、これから子どもたちのために何かを始めたいと思っている人たちへのエールと提案だ。心ある人がつながり地道に続けることで社会を変えていく、そんな「ともに挑戦する人」が一人でも増えることを願って!
辛淑玉さん推薦のメッセージ――「泣いた。求めてやまない“家庭"がここにあった。ここは、私たちにとって、こどもの生きる力を信じる祈りの場所だった。」