中大規模建築から都市住宅までカバー。
防耐火の第一人者が実例を通して徹底解説!
日経アーキテクチュア掲載の木造特集や最新プロジェクト紹介欄から、主要な物件約30件をピックアップ。ディテール図面などを拡充し、ここ5年の木造建築のデザインの流れをまとめました。併せて、「防耐火」の専門家・安井昇氏による連載記事を再録し、法規制の動きも収めています。このほか、木造建築を支える構造家へのインタビューを収録。木造建築の構造や防耐火から、架構や接合部のディテールまで、デザインに関する最新の動きが丸わかりの1冊です。
■主な内容
PART1:進化する中大規模木造
住田町役場(2014年)/南陽市文化会館(15年)/京都木材会館(16年)/富岡商工会議所会館(18年)/大船渡消防署住田分署(18年)/由布市ツーリストインフォメーションセンター(18年)
PART2:製材利用で斬新な空間
和水町立三加和小中学校(2013年)/道の駅あいづ 湯川・会津坂下(14年)/東松島市立宮野森小学校(16年)/熊本県総合防災航空センター(17年)/小林市新庁舎(18年)/柳小路南角(18年)
PART3:混構造やCLTなどに注目
静岡県草薙総合運動場体育館(2015年)/ATグループ本社(15年)/大分県立美術館(15年)/道の駅ましこ(16年)/国分寺フレーバーライフ本社ビル(17年)/みやむら動物病院(15年)/高知県森連会館(16年)/高知県自治会館(16年)/ティンバードテラス(17年)/仙台市泉区高森2丁目プロジェクト(仮称、19年)
構造設計者の視点:
山田憲明氏(山田憲明構造設計事務所)
稲山正弘氏(東京大学大学院教授、ホルツストラ)
PART4:防耐火の法規と技術を知る
延焼対策/防耐火の規制/木造を現す/開口部や内装の木質化/燃えしろ設計/被覆材を使う/木造集合住宅の心得/内装制限に注意ほか
PART5:都市住宅を攻略する
下馬の集合住宅(KUS、13年)/赤羽の集合住宅(ティンバーハウス)(14年)/4つの柱(15年)/市松模様の家(15年)/まち「なかの」まどり(16年)