『えんとつ町のプペル』(にしのあきひろ他・著)で、メインイラストレーターを務めた六七質(むなしち)による、オリジナルのカラー作品集がついに発売!
超構造体の建築物が連なり、多様な階層の人々が暮らす濃密な都市。そこはワウルという謎の球体の原理で形作られている。その最上層部に住んでいた少年トキは、ある日、うっかりと下層の土地へと落ちてしまう。彼は見知らぬ光景のなかをさまよいながら、ワウルにまつわる研究者や大金持ちのお嬢様、誘拐犯など様々な人と出会っていく。トキのめぐるさまざまな土地を、圧巻の風景描写で綴りながら、個性豊かな人間たちをユーモアも交えつつ描く物語。ゲームやアニメの世界観設定や小説のイラストで活躍する六七質が、2010年から8年間に渡って描き続けたカラー漫画形式のオリジナル物語がついに刊行。