1月1日「初詣のお賽銭はポチ袋に包む」
四季に散らばる伝統行事は、毎日の暮らしを丁寧に見直すきっかけになります。
4月3日「桜の花びらを3枚キャッチできたら恋の予感が訪れる」
好きな人に気持ちを届けたいときには、ウキウキしながら試せるおまじないを。
7月23日「大切な仕事の前には天重を食べる」
大事な試験やプレゼンに挑む日には、積み重ねてきた努力に勇気を与えてくれる願かけを。
11月9日「普段は開けない窓を開ける」
日々の生活に小さな習慣として取り入れるだけで、心や体が整うものも。
365日の中には、晴れの日、雨の日、
好きな人とごはんが食べられる幸せな日、仕事でうまくいかなかった哀しい日、
記憶に残る日もあれば、お昼に何を食べたか忘れてしまうような日もあります。
どちらかと、そういう日の方が多いのかもしれません。
でも、1日という「区切り」は誰しもに平等で、
昨日があまり良い日ではなかったとしても、
わたしたちは朝の訪れとともに、新しい1日を始めることができます。
その「区切り」をほんの少しでも、明るく、迎えてもらうことができたなら。
そんなことを思って、この本をつくらせていただきました。
はるか昔、源氏物語の頃より現代まで続くおまじないから、
フランスやイタリアをはじめとする世界中に伝わるジンクスまで。
手軽にできるかわいい願かけを集めて、
毎日に「幸福をまねく事典」として読んでもらえるように、
1つずつ丁寧に選んでいます。
願かけは、毎日のお守り。
そしてなにより、もっと幸せになりたいと思う、あなたのまっすぐな気持ちの証。
今日の日付でも、誕生日でも、たまたま開いた日でも、お好きなページからお楽しみください。
この本を開いたその日が、どうか素敵な1日になりますように。
出版社からのコメント
イラストは「擬人化した猫」で有名な布川愛子さん。
百貨店のポスターやショップバッグ、雑貨店でのステーショナリーなどどこかで見かけられたことのある方も多いかと思います。
擬人化された猫がさまざまな願かけに挑戦する姿はとても可愛く、読むだけでも心癒される一冊です。