雑誌「Quick Japan」で紹介されるやいなや大波紋を呼んだ、うわさの女流新人小説家によるうわさの小説がついに登場。脈絡のないストーリー展開、数えきれないほどの誤字脱字、敬語のむちゃくちゃな用法の嵐(ルビ・ブリザード)。第1回ジュノン小説大賞最終選考落選後、長らく"幻の小説"だった表題作に、未発表作品「西山さん」「正一新聞」「卯月の朝」を加えた猫田道子処女作品集、ついに刊行。