2019年2月10日 「毎日新聞」書評 中村桂子さん
2019年2月27日 「朝日新聞」文芸時評 磯崎憲一郎さん
2019年3月9日 「日本経済新聞」書評 野家啓一さん
2019年3月9日 「朝日新聞」書評 野矢茂樹さん
2019年3月30日 「聖教新聞」書評
2019年4月21日 「読売新聞」書評 鈴木洋仁さん
2019年4月28日 「産経新聞」文芸時評 石原千秋さん
2019年6月24日 「公明新聞」書評 小川仁志さん
『ケトル』2019年4月号 書評 橋爪大三郎さん
『週刊朝日』4・19号 「ベストセラー解読」永江朗さん
*
「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言った。計算を間違い、マニュアルを守れず、ふと何かが降りてくる。すべて知性の賜物である。今こそ天然知能を解放しよう。人工知能と対立するのではなく、想像もつかない「外部」と邂逅するために。
*
一見やさしく書かれていますが、バカにしてはいけません。世界の見方を変えてくれます。――養老孟司(解剖学者)
AIブームへの正しいカウンター。自然/人工の檻の外へ、知性を解き放つ! AIみたいな人間と人間みたいなAIにあふれる社会への挑戦状。――吉川浩満(文筆家)
*
「考えるな、感じろ」とブルース・リーは言った。
山の向こうにも同じように風景が広がることや、
太平洋でイワシが泳いでいることを信じられる。
今までのこだわりが、突然どうでもよくなる。
計算を間違い、マニュアルを守れず、ふと何かが降りてくる。
それらはすべて知性の賜物である。
生きものの知性である。
今こそ天然知能を解放しよう。
人工知能と対立するのではなく、
意識の向こう側で、想像もつかない「外部」と邂逅するために。
わたしがわたしとして存在するための哲学。