• Authorヤマザキマリ
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784163909622
  • Publish Date2019年1月

ヴィオラ母さん / 私を育てた破天荒な母・リョウコ

「生きることって結局は楽しいんだよ」

音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの

まるで朝ドラのような人生!



「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。

昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で

音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。

新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、

シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。



戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。

ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、

リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、

ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。



見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、

音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから

娘マリが学んだ、人生において大切なこととは?

昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!

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