奈良時代の最盛期であり東大寺が築かれた天平から仏教思想が
一気に広まる鎌倉時代までの間は混迷を極めており、
呪いや怨霊、ついには末法思想まで広まり、厭世観漂う混沌の時代であった。
そういった視点で仏像を眺めると見えてくる世界がある!
早稲田大学オープンカレッジで長期にわたり人気の講座がついに書籍化!
聖なる美仏が邪淫に汚れ、発動する「呪いの装置」とは?
気鋭の神仏研究家が解き明かす、知られざる世界とは!
人間の心の闇(怨念や愛欲、名誉欲など)にスポットを当て、
日本人の宗教観と信仰の裏表に迫り、
仏像ブーム、パワースポットブームに一石を投じる!