■はじめに 僕らには「余白」が足りない ・「他者モード」で占められた僕たちの頭の中 …など
■序章 「感性と思考」をめぐる4つの世界 ・PDCAが支配する「カイゼンの農地」 ・「論理」を手に領土拡大を目指す「戦略の荒野」 ・目的の難民たちの新天地「デザインの平原」 …など
■第1章 最も人間らしく考える ・なぜ僕たちは主観的に考えられなくなるのか ・考える作業には「終わり」がないほうがいい ・「頭」で考えていては淘汰される。「手」で考えよう …など
■第2章 すべては「妄想」からはじまる ・根拠なき大風呂敷を嫌う「前年比主義」 ・なぜ「10%成長」よりも「10倍成長」がラク? ・本当に価値あるものは「絵空事」から生まれる …など
■第3章 世界を複雑なまま「知覚」せよ ・「シンプルでわかりやすい世界」の罠 ・センスメイキング理論の最前線に学べ ・「R/Lのモード往復」を繰り返す …など
■第4章 凡庸さを克服する「組替」の技法 ・「箇条書き」はアイデアを固定してしまう ・発想に「ゆらぎ」を与えたいときは「アナロジー思考」 ・再統合パワーを生む「強制発想法」 …など
■第5章 「表現」しなきゃ思考じゃない! ・「私の仕事は『表現』じゃない」は本当か? ・イテレーション(反復)が「手で考える」のカギ ・「早めの失敗」は儲けもの …など
■終章 「妄想」が世界を変える? ・アーティストに見る「妄想を具体化する技術」の磨き方 ・妄想が「社会の文脈」とつながるとき――真・善・美