正月のクジラまつりの前の日、シャチに襲われる親子クジラを助けようと、そうだゆうは仲間と共に舟を出す。漁師たちにとって、クジラは獲物であり、また、守るべき命でもあった。シャチとの戦いの末に、村には思いがけない福の神がやってくる。