シリーズ25作目は、「生態学の入口はどこにでもあり、ごく限られた小さな場所も広い世界につうじている」という著者独自の考え方から、「裏庭」と「書庫」という生態学者があまり調査を行わないフィールドを舞台に、鳥と植物の関わりから、自然の中に隠された生態系のダイナミズムを紹介する。