「百年人生」という未だかつてない時代の到来。私たちの前には地図もなければ海図も羅針盤もありません。これまでの処世訓や人生訓は「人生50年」を想定してきたからです。家族や仕事、健康、その他の人間関係も大きく変貌しつつある不安定な日々を、私たちはどう生きていけばよいのでしょうか。本書は、人生後半の「下山」を「幸福」に過ごすにはどうすべきか、五木寛之氏が48の問答を通じて、考えていくためのヒントを提示します。