埋め立てられ、汚水を流され続けてきた「ヘドロの海」東京湾は、ハゼ、アナゴ、アオヤギなど、いまも我々の胃袋を満たし続ける宝の海「江戸前」そのものだった…。もぐり続けて十余年。東京湾に暮らす生物と、それを生活の糧にしてきた人たちの営みを綴る等身大のルポ。