科学捜査研究所研究員、真野礼二。24年前に起きた「練馬一家殺人事件」の真実を求め、あらゆる可能性を追求していく。そんな時、10年前に虎丸良平がひとりで「練馬一家殺人事件」捜査していたことを知る。虎丸から明かされたのは、隠蔽された事件資料と真犯人の存在だった。彼は言う『犯人を殺すためだけに24年間生きてきた』事件解決のため、真野礼二が科学捜査官としての一線を越える――。