「古来この方蜜蜂は詩人たちに、正確さと自由、そして慎重であることを教えてきた」(「蜜蜂であること」)。終わりなき書くことの地平へ、感動と思索のたゆみない変奏とともに、詩人は紙のうえに無限を刻みつけていく。モルポワ独自の抒情精神を内包した、珠玉の散文集! 装幀=田中勲