患者さんたち皆んながそれぞれの方法で健闘している。そのすがすがしさに感動する。悲しいこと嬉しいこと、そのどっちでもないこと、腹がたつこと、危ないこと、ほっとすること…毎日いろいろなことに出会う。-鳥取赤十字病院内科に勤務する著者が、日々の臨床のなかでの患者たちとの心の交流を、真摯に、穏やかなまなざしで綴る。さわやかな感動溢れるエッセイ集。