ウェーバー、ルカーチ、シュミットから、サルトル、フーコー、ハヴェル、ハーバーマスまで、20世紀ヨーロッパを舞台に、民主主義をめぐって数々の思想家たちが織りなしたドラマ。戦後を扱う下巻では、冷戦下で三つの民主主義が競合し、文化変容を遂げる世紀末までを扱う。