気がついていない筋肉の衰えが全ての疾患の原因!
健康寿命を伸ばし、生活の質を高く保つためには、筋肉を鍛えることが重要。筋肉のピークは25~30歳といわれており、それ以降は減少し、衰えていく。すると尿もれや、転倒による骨折、「立つ」「歩く」などの移動機能の低下(ロコモ)などが起こり、要介護の一歩手前の衰弱状態「フレイル」になってしまう。
フレイルは加齢によるものなので、誰でもなりうるもの。しかし、健常な状態に戻ることができる段階でもある。運動習慣と食生活に気をつけて筋肉を鍛えることで、予防・改善することができる。筋肉は、何歳からでも増やすことができる。また、一度衰えてしまった筋肉も、短期間で鍛え、若返らせることが可能。本書では、筋トレなどの運動や食生活で筋肉を鍛え、若返らせるための正しい知識と方法を紹介する。