井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、越路吹雪も長く會舘でのショーに出演。1970年代はじめに改装。平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。解説 出久根達郎デビュー15周年。著者が初めて挑戦した感動の大河小説です。