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  • Author許永中
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093886253
  • Publish Date2019年9月

海峡に立つ / 泥と血の我が半生

「戦後最大のフィクサー」衝撃の自叙伝
「闇社会の帝王」と言われた戦後最大のフィクサー・許永中の自叙伝。
イトマン事件、石橋産業事件で逮捕されるなど、数多くの経済事件でその名が取り沙汰されてきた許が、自身の半生を初めて綴った。
日本と韓国を股にかけ、極道から巨大商社、銀行、テレビ局まで、縦横無尽に駆け抜けた許は、そのとき何と戦い、何を願っていたのか。
大阪の朝鮮部落で過ごした幼少期の原風景、日本が狂乱したバブル時代に自ら関わった事件の表と裏、政財界から暴力団までを貫くその人脈、2年間の逃走生活、そして日韓の未来への願い……その全てをここに明かす。

【編集担当からのおすすめ情報】
イトマン事件から28年。あの許永中氏がついに自叙伝を出版します。
執筆期間3年におよぶ本書は、生い立ちから、事件、逃走生活、現在の生活から未来の展望まで、著者が自らが半生を振り返り、丁寧に綴りました。
新聞やテレビ、評伝の影響で、「怪人」のようなイメージがまとわりつく著者の素顔、いまだ謎の多い事件の真相、その時の胸中。全てが明かされているのは、本書だけです。
敗戦間もない日本で、在日韓国人が置かれていた境遇、日本社会で彼らが果たしてきた役割についても克明に綴られており、戦後日韓史の視点からも貴重な記録になっています。

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