• Author篠原千絵
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091343222
  • Publish Date1992年7月

蒼の封印 2

彬が言った通り、自分が人の生気を食べる鬼・“蒼龍”であることを認めた蒼子。それで も、彼女は自分が人間であることを確かめようと以前住んでいた街へ。しかし、知り合い のはずの友達は蒼子のことを別人だと言う。写真を見せてもらうと、そこには全く別の顔 をした蒼子が。呆然とする彼女に、一緒についてきた彬は「本物の蒼子を食べて入れ替わ った」と言う。そこへ彬の伯父が部下を連れて現れた。容赦なく襲いかかってくる彼らを 前にして、蒼子は“蒼龍”に変身。自分が何者なのかがわかるまでは死ねないと必死に逃 げる。苦しむ蒼子を目にしてためらいつつも、彬は彼女を追う。だが、彼女の胸に弾丸が 命中してしまい…!? ●収録作品 蒼の封印

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