「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」舞台は薬科大学。何不自由なく青春を謳歌していたはずの男子学生の自殺から、不可解な死の連鎖が始まった。同じ頃、SNSでは「たった一錠で、痛みも苦しみもなく死ねる薬」があると噂になっていて…。二転三転する事態に、あなたもきっとダマされる。謎が謎を呼ぶ薬学青春ミステリー、堂々誕生!*第6回「暮らしの小説大賞」受賞作