「富士日記」はどのように読まれてきたか。そしていま、どのように読み返すか。小川洋子、平松洋子、苅部直、村松友視による書き下ろしエッセイと多数の写真でその魅力を余すところなく紹介する。新版に対応する登場人物索引を付す。