忖度、対立、抑圧…すべての厄介な問題は、関係性のなかで起きている。
ノウハウが通用しない問題を突破する組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。
いま最も注目の経営学者、待望のデビュー作!
現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話」です。
対話とはコミュニケーションの方法ではありません。論破するでもなく、忖度するでもなく、相手の「ナラティヴ」に入り込み、新しい関係性を構築すること。それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。